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イヤリング/ピアスに用いられている金
日本ではイヤリングやピアスは女性だけが身に着けていますが、欧米では男女を問わず装着する文化があります。
もともとイヤリングは古くから身分制度と密接に関わっており、奴隷時代には耳から外せないものを使用していた背景などがありますが、現在ではファッションの一部として多くの人に受け入れられています。
しかし、こうした装飾品には昔も今も金が頻繁に使われており、金はその見栄えの良さだけでなく、その加工のしやすさや劣化しにくいことなどのメリットもその人気の秘訣です。
金を使ったブランドジュエリー
金は柔らかい金属であるため傷が付きやすいので、イヤリングやピアスなどの装飾品に金を用いる際は、銀やプラチナなどの他の貴金属と合金にすることがほとんどです。
一般的に流通している装飾品の金の純度は75%(18金)が多く、銀と銅を混ぜ合わせたイエローゴールド、ニッケルなどのレアメタルを混ぜ合わせたホワイトゴールドなど、多様な色合いを呈します。
金を用いたブランドジュエリーはそのブランド価値もさることながら、金の価格によって価格が左右されますので、現在では高騰している金相場の影響を受け、大きな付加価値が付けられています。
そのため、曇りの付いてしまった古い金製品や、傷物のジャンク品などの買い取り市場における需要も高く、現在では金を売るのに非常に良いタイミングであると言われています。
なぜ今、金が高いのか
2011年現在では金相場はグラム当たり4000円台半ばを推移しており、この10年で4倍近くも値上がりしています。
この金相場の急騰の背景には、大きく分けて世界経済の混迷と金の需要の多様化の2つの要因があると考えられています。
金は株式や債権などと同じく、資産運用の対象としても昔から取引がされていますが、この数年の欧米を中心とした経済恐慌の影響で特に人気が高まってきており、多額の資金が金相場に流れ込んできています。
また、金は非常に電気抵抗が小さい金属であることや、加工が非常に容易であり、耐食性も高いことから装飾品だけでなく工業用品にも広く使われており、最近では携帯電話などの電子基盤から金を抽出する事業、いわゆる都市鉱山事業も民間の業者の間で広く展開しています。
そうした金の新しい需要が生まれたことも相まって、金買取価格は金相場の高騰に反応して急激に高まっており、純金のインゴットなどだけではなく、イヤリングなどの金の合金を用いた装飾品の買取価格が上昇し続けています。現在では金製品の買取価格はそのブランド価値や実用性だけに依存せず、金の純度や量によって大きく左右されているのです。







