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ダイヤモンド(金剛石) – 宝石知識

  • 2008-03-15 (土) 17:39

ダイヤモンド:金剛石:Diamond
ダイヤモンド

和名:金剛石

成分:C(炭素)

・等軸晶系 ・モース硬度;10 ・光沢;金剛光沢
・屈折率;2.417 ・比重;3.52

ダイヤモンドとは最も硬い鉱物として知られており、様々ある宝石の中で、最も知名度が高い宝石です。
硬度が10と高いため、カットされたファセット面は、光を美しく反射します。
また、光を分散させることにより、虹色のファイアが見られ、シンチレーションと言って、キラキラと眩い煌きを放つなど、
ダイヤモンドという宝石のインパクトの強さは、数々の宝石の中でも群を抜くものがあります。
眩いばかりの光の乱舞を見せるダイヤモンドは、いつの世も多くの権力者や女性を虜にしてきました。

ダイヤモンドの4Cとは

ダイヤモンド種類・特徴

全ての鉱物の中で最高の硬さを誇るダイヤモンド。
それは、地球内部(マントル)200~300キロの地中で、1500~2000度の高温と6万気圧の高圧の条件のもとに生じるマグマの中から誕生する、孤高の宝石です。ダイヤモンドの中には20~30億年前にできたものもあるそうです。

ダイヤモンドの語源はギリシャ語の「従服されざるもの(アダマス)」に由来し、和名でも「金剛石(完全なるもの)」と呼ばれてきました。何年たっても形が崩れず、輝きを失うことなく永遠の美しさを保ち続けるダイヤモンドならではの称号といえます。

ダイヤモンドの種類

透明な宝石が有名なダイヤモンドですが、無色透明以外にも、様々なカラーが存在します。
一般的に見られるのがイエロー、ブラウンなどの色調で、放射線処理によって着色したものとしては、ピンクやブルーが有名です。
天然に産するピンクやブルー、グリーンダイヤモンドは、大変稀少な宝石で、さらに稀少な色として、パープルとレッドが挙げられます。
また、ダイヤモンドの中にはカラーチェンジの特殊効果を持っているものがあり、「カメレオンダイヤモンド」と呼ばれます。

ダイヤモンドの特徴

歴史
初めて人類がダイヤモンドと出会ったのは古代インドと言われています。
紀元前1世紀ごろギリシアに伝わり、さらにローマ帝国全土にまで広まりましたが、中世、ルネッサンス時代を経て15世紀にいたるまでダイヤモンドの産地はインドだけでした。
その後、ブラジルでもダイヤモンドが発見され、市場に大きな衝撃が走りました。
19世紀半ばになりブラジルでの採掘が底を尽くと、代わって南アフリカでの採掘が盛んになりました。

主な原産地

・産地;ボツワナ、ロシア、南アフリカ、オーストラリア 他

ダイヤモンドは地球の奥深く高温高圧によって、何億年もの年月をかけて生まれ、1億5000万年前に地上に大陸が出来上がった時代、火山活動や地殻変動によってダイヤモンドは奥深い地底から地上へと運ばれたのです。その後、長い年月をかけて河床などに堆積し人類の目にふれることとなりました。
現在ではおもに、アフリカ大陸、オーストラリア、ロシアなどで発掘されています。

豆知識

石言葉は、「永遠の絆」 「清浄無垢」

「婚約リングはダイヤモンド」が、今では常識になっていますが、 この習慣は20世紀初めのアメリカから始まりました。
南北戦争が終わってアメリカの経済力が次第に高まってくるにつれて、ダイヤモンドを中央にセットした婚約指輪が新興ブルジョアらのあいだで流行しはじめたものです。

一般市民の間でダイヤモンドの婚約指輪が流行し始めたのは、第二次世界大戦後、アメリカの経済力が世界一を誇るようになってから。その後、流行はヨーロッパに広まり、日本では1970年代以降、急速に広まりました。

その陰の演出家が デ・ビアス社です。
デ・ビアスはダイヤモンドの生産と販売を独占体制を維持しながら、常にダイヤモンドの需要を掘り起こさなければなりません。
そこで、世界中に婚約指輪のマーケットを生み出す戦略を考え出したのです。

“Diamond is forever. (ダイヤモンドは永遠の輝き)” のキャッチフレーズは、まさにこの時に生まれたものです!

アメリカでは1950年代、ダイヤモンドの婚約指輪は “Two Months Salaries” つまり、給料の2ヶ月分として宣伝されていました。
日本では「給料の3ヶ月分」として1970年代からキャンペーンが全国展開されました。
「3ヶ月分」は当時の日本の所得水準から割り出された宣伝文句だったということです。

あなたが選ぶのは何ヶ月分のダイヤモンドでしょう・・? -?

ダイヤモンドの流通、デ・ビアス社について

古世界各地で産出されるダイヤモンド原石は、そのほとんどがロンドンに本拠を構えるデ・ビアス社に一手に集められます。
そして250種類にも選別され、全世界100社ほどの選ばれたメンバーだけに販売され、その後、ダイヤモンド原石はカットされ、はじめて宝飾用としてダイヤモンド取引所で売買されるのです。
日本にダイヤモンドがはいってくる場合には、輸出業者、輸入業者、一次卸、二次卸、仲間卸、小売店と数段階も経て、はじめて消費者が目にできるということになります。

19世紀 セシル・ローズにより創設されたデ・ビアス社は、当時全世界のダイヤモンド産出量の90%を独占する企業に成長しました。しかし、ローズの死後、壊滅的な打撃を受けるほどの大規模な新しい鉱山が発見され、一時は全産出量の40%にまで落ち込みました。しかし、その危機を救い近代的ダイヤモンド産業の基盤を創ったのが、ドイツ系ユダヤ人アーネスト・オッペンハイマーです。
彼はダイヤモンドの価格を安定させるためには独占体制が不可欠と考え次々と組織を立ち上げ、ダイヤモンド原石の採掘から販売まですべてをコントロールする独占体制を確立させたのです。

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