- 2011-01-27 (木) 15:51
アメシスト:紫水晶:Amethyst
和名:紫水晶
成分:クォーツ(水晶)SiO2
・六方(三方)晶系 ・モース硬度;7 ・光沢;ガラス光沢
・屈折率;1.544-1.553 ・比重;2.66
アメシストとは、「紫色の水晶」(紫石英)で、宝石の一つ。2月の誕生石。紫水晶とも呼び、飾石として用いられる。
一般的にはアメジストと呼ばれていますが正しくはアメシスト。
艶やかなパープルカラーが魅力のアメシスト。美しく紫色に輝き、透明感のあるアメシストは、水晶(クォーツ)の中で最も愛されている宝石で、ジュエリーとして身につけると肌色に艶やかなアクセントを添え、深みのあるしっとりとした色で女性の魅力を引き立ててくれます。
アメシスト種類・特徴
アメシストは水晶で、中でも 紫色・ライラック色・藤色の色合いの石。
また、多色性があり見る角度によって青又は赤みかかった紫色になる場合があります。
虎の縞、指紋、羽根に似た特徴的なインクルージョン(内包物)があり、熱処理により黄色にさせる場合もあり、この黄色くしたものを、シトリンと呼ばれます。シトリンとアメシストが一つの結晶の中にあるものをアメトリンと呼んでいます。

日本では昔から、紫を高貴の色として尊んできた風潮があり、値段も比較的手ごろなところから、万人向きの宝石として年齢をこえて愛好者の多い宝石です。また日本だけではなく海外でも、古くから紫色は高貴な色として敬愛され、英国王室やカトリック教会、仏教徒などさまざまな人が好んでつけたといいます。かのレオナルド・ダ・ヴィンチの書にも登場しています。
加熱や、紫外線に対するウィークポイントはありますが、色むらのない深い葡萄色の艶やかさは人々を魅了してやみません。古くから、日本でも「紫水晶」として親しまれているアメシストは、可愛らしいサイズの宝石から、置物として飾れるほどの、大きな結晶まで、幅広いサイズのものが得られる宝石です。鉱物標本として、母岩を含んだ、数10cmの柱状結晶などを見かけることはありますが、透明感の高い宝石として、ファセット加工された巨大アメシストを見かける機会は意外と少なく、なかなか手に入れることが難しい、大粒宝石のひとつでもあります。
様々な色を持つクォーツの中でも、最も高い価値を認められている色が「紫」です。
アメシストが持つ高貴な色彩が、それだけ人の心を魅了し続けてきたのでしょう。
アメシストの種類
通常の彩りの濃い紫色を見せるアメシストの他、電灯光で、強い赤の色調を帯びる、変色タイプのカラーチェンジアメシストが存在します。
変色タイプのカラーチェンジアメシストは主にブラジルのカシャライ地方で産出され、他の産地のものにはない「カラーチェンジ」が特徴です。「幻のアメシスト」「アメシストの最高峰」と呼ばれ、ドラマチックなパープルから、ラズベリーレッドへと変化するアメシストは、これまでにない魅力を放ちます。
実はこのカシャライ産アメシストは、現在ほとんど見ることができません。それは、これまで細々と採掘されていた鉱山が、何年か前に閉山してしまったとも言われています。色が深く、透明度があり、カラーチェンジの特殊効果を持つアメシストは、産出されるのもほんの僅かで定期的な入荷はまず見込めないレアストーンとなっています。
また、ツインカラーが美しい、アメシストのバイカラーは2002年ツーソンの鉱物ショーで初めて発見されました。

元々アメシストの結晶は、バイカラーになっていますが、今までそこに注目し、カットを施す事は稀でした。(どうしても色の濃い部分だけ選んでカットを施したわけです)世界的なルースブームの中で、押し上げられたかのように登場したバイカラー石、カラーレスとパープル色の相性が良いツインカラーは本当に上品です。

アメシストの特徴
歴史
日本では「紫水晶」と呼ばれることからもわかるように、アメシストは紫色の水晶で、水晶の中でも最も高価な宝石といえます。
その歴史は古く、エジプトでは紀元前3100年頃からビーズなどに使用されてきました。
また、中世には王冠や大司教の指輪に飾られるなど高貴な石として扱われてきたのです。
ブラジル、ザンビア、ナミビア 他
世界的に、広い地域から産出されるアメシストですが、中でも主要産地はアフリカ、ザンビアとなります。
日本国内では宮城県や鳥取県で産出されています。
石言葉は、「誠実」「高貴」「平静」。
17年目の結婚記念日の宝石とされています。
古代ギリシャより、お酒に酔わないお守りとして言い伝えられ、アメシストの名は、酔わせないことを意味する、ギリシャ語からきています。
ギリシャ神話によると月の女神ダイアナに仕える女官アメシストが起源となっており、冷淡な「酒の神」バッカスが女神ダイアナに戒められ、それに腹を立てたバッカスは、腹いせに「最初に会った人間を虎に襲わせる」と復讐を宣言しました。
そこに通りかかったのが美しく信仰深いアメシスト。虎が彼女に襲いかかろうとするその瞬間女神ダイアナがアメシストを守る為、彼女を純粋で清らかな水晶に変身させてしまいました。 「酒の神」バッカスはその美しい水晶となったアメシストの姿を見て、自分のした事を悔やみ、罪の償いからか彼女の身体にぶどう酒をかけました。すると彼女の身体は清らかな美しい紫色の宝石へと変わっていったのです。
アメシストの名称は、ギリシャ話の「アメタスト=酒に酔わない」の意味を持っていて人生の悪酔いを避けたい聖職者が持つ高貴な石とされてきました。アメシストの紫は水晶の中でも、凛としていて気高いイメージがあります。
この神話が、酒神バッカスに関係があるので、アメシスト色のコップからワインを飲むと、泥酔しないと長い間信じられていました。
耳より情報
アメシストは、バイオレットからレッド・パープルで、色は濃く色むらのない石が最も好ましいとされています。
最も価値のある色は、パープリッシュ・レッドからパープル・レッドで、ぞくに、シベリア・アメシストもしくは、ウラルと呼ばれています。
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